引っ越しと言えば新居の状態が気になります。現状の住まいは自分なりに環境を整えて、快適にしているだが、新居を今の住まいの状態にするためには、大変な努力が必要になる事は確実なので、それを考えるとちょっと憂鬱になってしまうかもしれません。
中でも衛生状態に気を使っている人や、ダニなどにアレルゲンを持っている人にとっては、害虫の存在というものは、許しがたいことですね。
でも、いったん荷物を搬入してレイアウトまでしてしまうと、なかなか害虫駆除という作業はやり辛くなるので、何とかしたいと言う人も多いと思います。
こういう時には、引っ越し業者のオプションになっている、害虫駆除サービスをお願いすると、かなり便利です。
100%自分の思い通りにはならないかもしれないですが、そのあと、自分自身で行う作業は大幅に楽になるし、そのぶん、より細かく自分なりの状態に持っていくことも可能です。
オプションですから当然ですが、別料金が発生します。ということで、害虫駆除サービスについて解説します。
害虫駆除サービスは引っ越し業者自身がやるの？
オプションサービスでも、引っ越し業者自身がやるサービス内容もありますが、このような専門性のあるサービス内容に関しては、ほぼ外注になっています。
それに、かなり時間を取られますから、本業の効率を考えると外注に出してしまった方が良いので、引っ越し業者が自分たちでやると言うことはまずないです。
逆に言うと、専門のノウハウを持った専門業者がやってくれるので、その効果もかなり期待できますから、利用者側も安心ですね。
害虫駆除サービスの内容はどんなことをやるの？
害虫駆除サービスは、多くの場合除菌サービスも別途オプションになっていますから、この際、一緒にやってしまった方が良いかもしれないです。ちなみに、除菌サービスだけを単独でやってもらうことは、ほとんどのケースではできないようになっています。
一例ですが、まず、各部屋の状況チェックから始まって、害虫処理対象部分として水回り、各部屋や玄関などの出入り口、リビングやベッドルーム、それにキッチンなどを薬剤を使って対象になる塵ダニなどを処理していきます。
特に各部屋の四隅などのように塵や埃の溜まりやすと頃は、掃除をしてあってもダニが取り切れていないことがあるので、専用の薬剤がないと処理は難しいと言われていますから、これはなかなかいいですね。
いったん薬剤処理の工程をした後は、その部屋全体に薬剤成分を行き渡らせるために、最低4時間は締め切りにして置く必要があります。やはり、新居に入居する前にやった方が、効率的ですし、安全だと言えます。
それと、除菌処理は人の肌が触れるところは、ほとんどすべてが対象になっています。全室のドアノブ、キッチンのシンクや蛇口ハンドル、調理台や排水口、洗面所の流しや蛇口ハンドル、トイレの便座や水洗レバー、全室のスイッチプレート、バスタブやシャワーハンドルなどほとんどすべてです。
やってもらっておくと、かなり気持ちよく使うことが出来ます。かなり、神経質な人でもここまでやってもらえば、安心できると思います。
なるほど、確かによさそうだけど高そうだね？
まあ、これだけの内容なんでちょっと考えると高そうですね。
一応、マンションタイプの料金をザックリになってしまいますが、分かる範囲であげてみます。ちなみに、家具の移動や掃除の必要がない、未入居の状態での作業料金が一般的です。
2LDKまでだと15000円前後、3〜4DKで20000〜23000円程度、5〜6LDKで25000〜27000円程度がだいたいの料金になっているようです。
自分でこれをやろうと思うことを考えると、かなり大変な努力が必要です。特に入居後、家具のレイアウトまで終わってしまっていると、余計大変な努力が必要になりますから、考えようによっては、案外安いのかもしれないですね。
ちなみに入居後にこのサービスを依頼すると、割高になるので注意が必要です。
